ペータース醸造所

250年以上の歴史ある醸造所。1991年より現在のヨハネス・ペータース氏により運営されます。

「Scharzhofberge/シャルツホーフベルク」・・・・ドイツで最も知名度の高いこの特級畑を所有する一家でありながら、家族経営の小さな醸造所である当家を知る人はあまりいないでしょう。

現在8軒(7軒)の醸造所がこの名園シャルツホーフベルグを所有し、世界で最も高価な「甘口ワイン、シャルツホーフベルガー」が販売されていますが、ペータースにより仕立て上げらるシャルツホーフベルガーは「辛口」のみ。極少量生作られるこの辛口ワインが世間を賑わすことは、まずありません。例外として、このワインを味わった人の中でのみ、火花が上がるのです。

当家が手掛けるワインに共通して感じる余韻の長さは数あるドイツワインの中でも特に優れ、中心へと集中する感覚は飲み手を真剣にワインと向き合わせます。

自然との調和を意識し、ブドウ畑に生息する「トカゲ」がワイナリーのシンボルとなっています。太陽が出ると温められる粘板岩土壌はトカゲにとっても居心地が良い空間。彼らにもシンパシーを感じながら、今日もペータースは畑に出て我が子のように大切なブドウの手入れに精を出しています。

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