Dr.クルジウス醸造所

ナーエ河畔の小さな村トライゼン、クルジウス家の歴史はかの地で1576より続きます。1888年には現在の醸造所の礎が築かれ、1950年頃には7.5haの畑とともにワイン業を専業とする醸造所へと転換します。現在の当主であるペーター・クルジウス氏は所有エリアを拡大し30haにまで成長、その70%にも当たる畑がVDP認定のエアステ・ラーゲ(1級)、グローセ・ラーゲ(特級)というトップ区画に分類され、上質な畑から高品質なワインを生産するナーエ屈指の作り手と認知されております。特に著名な畑としては醸造所が位置するトライゼン村の「Bastei/バスタイ」「Rotenfels/ローテンフェルス」。ナーエの象徴でもあるローテンフェルスと呼ばれる赤い断崖で、土壌は主に火山岩や赤岩・花崗岩土壌にて形成されています。その他ノルハイム村の「Kirschheck/キルシュヘック」、ニーダーハウゼン村の「Felsensteyer/フェルゼンシュタイヤー」シュロスベッケルハイム村の「Felsenberg/フェルゼンベルク」を所有しており、55%がリースリング種、それ以外にヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、シャルドネ、シュペートブルグンダー等を栽培しております。

『Eichelmann誌』では4つ星/5の高評価、『ヴィヌム誌』の「2018年度ナーエ最優秀ワイナリー賞」を受賞するなど、国内外で常に注目されているワイナリーです。

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