【b-18】
フランツ・ケラー醸造所
2021年 バーデン産 "アイヒベルク"
シュペートブルグンダー種 グローセス・ゲヴェクス 赤 辛口
Weingut Franz Keller
2021er Baden Oberrotweiler Eichberg
Spätburgunder Großes Gewächs trocken
ドイツのトスカーナと称される温暖なエリア「カイザーシュトゥール」地区。中でも最も暖かな畑であるオーバーロートヴァイル村の「アイヒベルク」は、エリアの特徴ともいえる風化火山岩、火山性土壌であり、産地を代表する特級ワイン/グローセス・ゲヴェクスがかの地より生まれます。平均樹齢は30年。
グラスから立ち上るエレガントな芳香に期待が膨らみます。それは間違いなく「一味違う」上級クラスのワインが放つ優雅で緻密な香り。赤〜紫のベリー系の果実、そしてスパイス、力強くも余裕を感じさせるアロマ。しかし飲み口はとても静かで冷たい印象。程よく強すぎない、きめ細やかなタンニン、余韻を持ち上げる酸味。深みというより、長く伸びるニュアンスを感じます。
ドイツ最高峰の赤であることは間違いありません。